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薔薇園芸室
 実践しているバラの無農薬栽培について、バラの知識・情報等を発信中
バラの病気
 バラの病気の解説・対処方法について(主に無農薬栽培の方法)

各栄養素の効果

各栄養素の効果

 


<多量要素>

 N=窒素 (葉肥)
 葉とシュートの発生に関係する要素。
 かといって過剰に施すと、葉ばかりが茂り、花や実が付きにくくなり、
 逆に害が出ます。花もちも悪くなり、病気に対する抵抗力が弱くなります。


 P=リン (実肥)
 花・実を付けるのに役立つ要素。
 花数と実を多くする作用があります。
 細胞を構成する成分で植物の成長を促します。
 


 K=カリ  (根肥料)
 根の生育を促進させる。
 茎・根を強くする成分で病気、乾燥、霜への耐性をつけます。

 

 

 

<中量要素>

 Mg=マグネシウム  (光合成に必要)
 葉緑素の主な構成成分。光合成のため必須です。
 葉を活き活きとした緑色に保つ効果があります。
 欠乏すると葉が黄色になり枯れます。
 

 Ca=カルシウム   (phの調整役)
 
土の酸度を中和する成分。
 
カルシウムは酸性土壌にはない成分ですので補ってあげる必要があります。
 欠乏すると葉が黄色になり枯れます。

 

 

 

<微量要素>

 Fe=鉄    B=ホウ素     Mn=マンガン
 Mo=モリブデン    Cu=銅   Zn=亜鉛    Cl=塩素

 これらの栄養素は葉に活力を与えます。これらの微量栄養素がないと、
 葉は元気のない黄色になったり異常が出ます。ひどい時は枯れます。

 

 上記に解説した栄養素に炭素、酸素、水素を合わせたものが
 必須栄養素と呼ばれています。
 (炭素、酸素、水素は水や空気から摂取できます)

 

 

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