黒点病予防方法
私がしている黒点病対策です。
ここで紹介するのは無農薬の対策です。
肌が弱いので市販薬が苦手。なので無農薬で育てています。
関連ページ:バラの病気も一応合わせてご覧ください。
黒点病に強い品種を育てる
どのバラでも黒点病にかかることはかかりますが、
品種によって、黒点病になっても被害が少なくてすむことがあります。
そういった黒点病に強い品種を選んでみてはどうでしょうか?
特に原種系は強いようで、うちで育てていましたハマナスは
黒点病にかかっても、次から次と成長を続けて、ほったらかしでも
黒点病は完全に治ってましたし。
野生ものなので、当たり前かも知れませんが・・・
マルチをする
土に生息する黒点病の菌が雨や水で
バラに跳ね返り付くことで、
黒点病に感染してしまうそうです。
土が跳ね返らないようにマルチをすると
予防になります。
マルチに使用するものは
ピートモス・藁・腐葉土・水ごけなど様々です。
マルチ自然に帰るものであれば何でも良いです。
↑マルチに水ごけを使用しています
スギナ液
スギナとはツクシの親です。これを使用した黒点病対策液を作って使っています。
スギナは抗菌力が強く黒点病だけでなくサビ病ベト病などの対策にも
使用しています。
本当はツクシの方を使用したいのです。
ツクシは抗菌力がスギナより
強いようですが、一年中は取れない為、
スギナで作っています。
(材料)スギナ一掴み ・ 水1ℓ ・ 台所洗剤2〜3滴
(作り方)
一掴みのスギナを1ℓの水で煮た液に展着剤として台所洗剤を入れます。
霧吹きに入れてバラにかけます。
うちでは、庭に出てくるスギナを摘んで使用していますが、使用してみたいけど
無いという場合は、ドラックストアでも大塚製薬とかのスギナ茶というお茶が
売っていますので、そのお茶でも作れますよ。スギナ茶の場合、
スギナは一掴みもいらないと思います。干しているので量が少なくても
濃いエキスがでると思いますよ。
←スギナ茶
イソジン水
黒点病は細菌が原因の病気なので、
細菌と言えば、イソジン。
イソジンの殺菌作用を利用します。
イソジンを1000倍の水で薄め散布します。
主にスギナ液を使用していますが、
イソジン水は、うどん粉予防も兼ねて
かけてみたり、その時々で気分しだいで使用しています。
はさみに気をつける
黒点病になったバラの枝を切ったはさみを
黒点病にかかっていないバラにそのまま使わないようにします。
はさみから黒点病が伝染してしまいます。
はさみを熱湯消毒をする、もしくはアルコール消毒をしてから使うようにします。
葉をすべて取る
黒点病にかかったら、12月〜2月くらいまでには葉を全て取り去ります。
自然に落ちるのを待って良いですが、
近年の温暖化で真冬でもしっかり葉が残っていたりすることがありますが
黒点病は確実に残った葉や落ち葉に残り年越しをするので
前年に病気を持ち越さないためにも取った方が良いです。